伊藤英明 愛をください | 菅野美穂 ファンブログ F-M.K

愛をください ドラマ 第11話 感想 ネタバレ 菅野美穂

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ドラマ「愛をください」第11話
「吠えてばかりいる素直な君を」の感想です。
ネタバレを含みますので、ご注意願います。

 

前回は生放送に出演するのかしないのか?
基次郎はどうなっちゃうのか?

そして、月蜜中也(伊藤英明)との関係が
どうなっちゃうのか?

 

とっても気になるところで
終わってしまったのですが、

今回の「愛をください」第11話では
いよいよそのクライマックスに突入しました。

 

李里香(菅野美穂)は、
生放送の事は知っていたけれど

基次郎の事があって
もうすっかり出場するつもりはなかったのです。

 

ところが、
基次郎が作った詩を李里香(菅野美穂)が
テレビで歌う事を知って

基次郎が観てみたいと言いだしたので

結局、李里香(菅野美穂)は
生放送に出る事を決意したのです。

 

その辺のやり取りが
とっても面白かったドラマ展開でしたね♪

だって、
プロデューサーの方は

本番は決まっているのに、
李里香(菅野美穂)とは全然連絡がとれないで
やきもきしているし、

 

当の本人は全く出演する気配もなく
リハーサルも全くやっていないのですから…。

しかも、
相方の月蜜中也(伊藤英明)は、
一人公園で野宿しているといった
状態なのです。

 

それが、李里香(菅野美穂)が突然
東京に戻ってテレビで歌うというのですから
驚きますよね^^

 

 

実はこの時、
基次郎のお母さんからある手紙を貰うのですが
これが涙ものでして…。

その手紙を読むと
基次郎の愛が、基次郎の言葉が
基次郎の顔が

李里香(菅野美穂)の廻り一面に溢れて
過去の思い出が温かくゆっくりと
李里香(菅野美穂)を包んでいくのです。

 

タクシーの中で

飛行機の中で、

その手紙を読む李里香(菅野美穂)の回りは、
基次郎で一杯になります。

そして李里香(菅野美穂)は
ボロボロに泣きじゃくるのです。

 

そんな李里香(菅野美穂)の
横にいる月蜜中也(伊藤英明)の
不器用な気の使い方も面白かったですね^^

そして、まさかのどんでん返しには
驚きました(◎-◎;)!!

 

 

李里香(菅野美穂)は幼い頃
孤児院で育ったので

「愛を知らずに育った」

「人の幸せが欲しかった」

「人の幸せが憎かった」

 

と、言いつつも

欲しいモノを次々に手にしている
李里香(菅野美穂)を憎んでいる人が
いたんですね^_^;

 

だから、

「孤独を売り物にするな!」

「ニセモノの涙とインチキな孤独で大衆を騙すな!」

なんて言われちゃうんです。

ショ、ショックですよね~。

 

でもここで私は思ったのです。

基次郎が李里香(菅野美穂)に言った言葉が
ここで生きているんだな~と。

 

だから李里香(菅野美穂)は
そんな酷い事を言われても

怒ったり、
それを何とかしようとしたりは
しないのです。

この辺はとても見応えがありました。

 

 

そして本番20分前!
面白かったです~^^

 

慌てるスタッフ

緊張する李里香(菅野美穂)と月蜜中也(伊藤英明)

突然出てくる愛川欣也さん?

スタジオの中はごった返しなのです。

 

一番面白かったのは
やっぱり、筧利夫さん演じる
柿崎プロデューサーかな^^

あの筧利夫さんの熱くて濃厚な表情に
焦りとイライラ感、そして情熱溢れる
パフォーマンスが最高なのです。

 

ネクタイに自分の顔写真を3枚もプリントして
バッチリ決めているところもなんかも
良いですね^^

是非見て欲しいな~と思います。

 

 

さて次回は最終回

どんな結末を迎えるのでしょうか?

とても楽しみです~☆

 

以上、ドラマ「愛をください」第11話
「吠えてばかりいる素直な君を」の
感想、ネタバレでした。

 

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愛をください ドラマ 第10話 感想 ネタバレ 菅野美穂

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ドラマ「愛をください」第10話
「どこか似ているんだ僕や君のように」の感想です。
ネタバレを含みますので、ご注意願います。

 

愛をくださいも、もう第10話となり
いよいよ大詰め! と言った感じですが、

やっぱりこのドラマ、名作ですね~♪
そんな想いにさせてくれる第10話でした。

 

今まで、李里香(菅野美穂)は、
小さい頃から養護施設で育ち

天涯孤独で、人を信じる事ができない
復讐心のカタマリの様な生活を
してきたのだけれど、

 

そんな李里香(菅野美穂)が、
やっと人間らしくなってきたのは

そう、3年間も文通をしてきた
基次郎(江口洋介)がいたからなのです。

 

その基次郎(江口洋介)に
どうしても会いたい李里香(菅野美穂)は、

何かに引き寄せられていくかのように
無我夢中で函館に会いにいったのです。

 

 

でも、まさかね~。

基次郎が○○○○○だったなんて(◎-◎;)!!

驚きです。

この辺の脚本は上手いな~
といった感じでした。

 

そして、李里香(菅野美穂)は、
「基次郎が、あとどれくらい生きれるのか分からない」
という事を初めて知るのですが、

基次郎の横たわるベッドの下には、
李里香(菅野美穂)が送った
3年分の手紙が箱一杯にはいっていて

 

それを見た時の李里香(菅野美穂)の
表情がまた、良いのなんのって

思わずこちらまで
貰い泣きしてしまうほど素晴らしかったです。

 

李里香(菅野美穂)は、
「基次郎と絶対に恋をしない」
という約束をしていたけれど、

恋どころか、愛していたんですね。

 

だから、基次郎が生きているうちに
「精一杯の事をしてあげたい」と思うのが
人情というモノですが、

「時間がありません。」

 

そんな時に、例の不倫相手
葛井昴(陣内孝則)がやってきて

また良い事を言ってくれるんですよね~。

 

「10年だろうと、1年だろうと、1分だろうと、」

「○○○○○時は、○○○○○」

 

く~~、カッコイイ!!

今度使ってみよ^_^;

 

そんな李里香(菅野美穂)が函館で
大変な時に、裏ではいろんな出来事が
起きているのも、このドラマの面白いところ。

 

なんと、
李里香(菅野美穂)のスキャンダルを
密告していた犯人が○○だと分かったり

実は、李里香(菅野美穂)は、
テレビに生放送で出演にする日が
もうすぐなのに、すっかり忘れていたり…^_^;

この辺は実に面白いですね♪

 

もう一つおもしろいのは、
やっぱり、月蜜中也(伊藤英明)と
李里香(菅野美穂)の関係かな^^

生放送が近いというのに
どこかに行ってしまった李里香(菅野美穂)を

プロデューサー柿崎保(筧利夫)に頼まれて
函館に会いに行くのですが、

 

「大丈夫!」

「東京に戻って」

なんて、軽く
李里香(菅野美穂)に言われちゃって
可愛そうなんだけど、面白い^^

こんな二人の行く末も
楽しみなドラマなのです。

 

次回は、その生放送が見れそうな予感!

そして、基次郎はどうなっちゃうのか?
李里香(菅野美穂)はどうなるのか?

楽しみです~☆

 

以上、ドラマ「愛をください」第10話
「どこか似ているんだ僕や君のように」の
感想、ネタバレでした。

 

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愛をください ドラマ 第8話 感想 ネタバレ 菅野美穂

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ドラマ「愛をください」第8話
「徹夜明けの赤目のウサギ」の感想です。
ネタバレを含みますので、ご注意願います。

 

いや~、この第8話の
「徹夜明けの赤目のウサギ」まいりましたね!

また、泣いてしまった私です^_^;

こんなに泣いたのも久しぶりじゃないかな~
と思う位泣いてしまいました…(_ _。)

 

物語りは、
中也の家を後にして不倫相手のところで
ハプニングが起こるところから始まりますが、

それとは別に、
蓮井朱夏という覆面歌手でデビューを果たした
遠野李里香(菅野美穂)が、

ラジオのトーク番組に出演する事になり、
自分の生い立ちを語り始めるのです。

 

何を話したら良いのか分からなかった
遠野李里香(菅野美穂)は、
ついつい話してしまったのでしょうね。

この蓮井朱夏のデビュー曲
「愛をください」が、

 

「自殺をしそこねた日に生まれた曲である事」

「自分は人を信じていない事」

「自分が嫌いな事を…。」

 

おいおいヾ(–;)
そんな事言ったら、DJが困ってしまうではないかい!

って、実際動揺している姿が
面白かった^^

そして、生放送なのに、
DJ泣かせなセリフが面白く
ツボにはまってしまった私です^_^;

でも、このラジオの出演のお陰で
モノ凄い事になっていくのです。

 

 

そんな華々しい活躍とは裏腹に、

生放送で話した言葉の通り、
遠野李里香(菅野美穂)の心は

立っているのがやっとの位
ズタズタになっていたのです。

 

唯一の救いは、
歌の下手くそなミュージシャン^_^;

月蜜中也(伊藤英明)と
幼稚園の保母である未明(原沙知絵)が

友達のいなかった遠野李里香(菅野美穂)の
親友に少しづつなっていくところですね。

 

これを見ていると
やっぱり友達って良いな~♪

素敵だな~♪ 
と、思える瞬間でもあります。

 

そんな遠野李里香(菅野美穂)は、
実の父親に、自分の正体を明かして

「自分があなたの娘である事」

 

そして、

「何で私を捨てたのか?」

という事を問い詰めるのですが、
このシーンが切ない!

 

さらに、
追い打ちをかける出来事が
遠野李里香(菅野美穂)に降りかかるのです。

このシーンが一番グッとくるところで、
菅野美穂さんの演技力を一番感じれるところ
でもあるのですが、

辛いですね~!

 

だって、

実の父親に

「死んで償え!」

なんて言ってしまうのです。

 

え、え~~~w( ̄Д ̄;)w

菅ちゃんそれはないでしょ~~。

って感じですよね^_^;

 

自分の娘にそんな事言われたら
生きていけないですよ…。

 

 

このドラマ「愛をください」第8話
「徹夜明けの赤目のウサギ」は、

そんな、辛くて切ない物語りが
ギュッと詰まっていて、

ハラハラ、ドキドキのシーンが多かったです。

 

「愛とは何か?」

「友達とは何か?」

それを考えさせてくれるドラマでもありました。

 

次回は、もっと激しい展開になるんでしょうね^^

とっても楽しみです。

 

以上、ドラマ「愛をください」第8話
「徹夜明けの赤目のウサギ」の感想、ネタバレでした。

 

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愛をください ドラマ 第7話 感想 ネタバレ 菅野美穂

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ドラマ「愛をください」第7話
「そっくりな猿が僕を指さしてる」の感想です。
ネタバレを含みますので、ご注意願います

 

いや~♪
良いドラマですね~!

この「愛をください」第7話
「そっくりな猿が僕を指さしてる」

ついつい、泣いてしまいました…゜(´□`。)°

 

何んていうのかな~、
李里香が可哀そうとか、そういうんじゃなくて、

今まで一人ぼっちだと思いこんで
生きてきた李里香が、

「あなたなんて生きていく価値は無い!」
なんて罵られ、もがき苦しみながらも

実は、いろんなところで愛されていて

 

そして、その愛に少しづつ
心を開いていくその様子と

そこから抜け出せない不器用さが
何だかとっても心に響いてくるんですよね^^

 

 

この「愛をください」第7話
「そっくりな猿が僕を指さしてる」では、

とうとう李里香が基次郎との約束を破って
基次郎に会いに行くところから始まります。

 

ドキドキ! ワクワク!
そして不安な気持ちを胸に抱いて、

キャシャな体で基次郎の処へと
足早に向かう李里香

 

そのあどけなく、つぶらな瞳と
時々みせる笑顔の菅野美穂さんが
たまりません^_^;

そしてバックに流れるバイオリンと
ピアノのメロディーが
これまた、良いんですよね~。

 

 

でも

 

そこには基次郎なんて….。

 

 

 

 

結局、李里香は東京に戻るのですが、
辿り着いたその先は、な、なんと
実の父の家ではありませんか。

 

「李里香、しっかりしろ~~!」

「ダメだよ、そんなところへ行っちゃ~ヾ(~O~;) 」

と、テレビの液晶の前で叫ぶ、私の声など
聴こえるはずもなく、

 

まるで赤い糸で結ばれている
運命のように引き寄せられていく
この二人なのです。

また、この時の描写が上手くて
ギコチナイそのやり取りが
見どころでもあります。

 

 

そしてなんと
李里香が初めて月蜜中也の家に訪問する事に…。

「中也、なかなかやるじゃん!」

って思ったら、言う事も達者で、
それなりの会話をするんですよね^^

 

アメリカの国旗を部屋に飾って
部屋中にポスターが貼ってあり、

高級そうなステレオアンプや、
でかいスピーカー、ちっちゃいコタツ

なんかゴチャゴチャしていてるんだけど、
男の部屋って感じで良いのです♪

 

この時に見せる李里香の表情、
つまり菅野美穂さんの表情がまた良い!!

今まで閉じていた心が
中也の存在にって解放されていくその感じが
もの凄く伝わってきます。

 

テーブルにアゴを付けて
ビール瓶をおでこで、押しながら
つぶやくシーンなんて正に解放されてますね^^

そして今までに見せた事のない
一瞬の笑顔がまた素晴らしい!

 

 

そんな良い雰囲気の中
ある一本の電話が….。

 

あ~~、また始まったか~~(_ _。)

 

男としては、
ここは本当に出て欲しくないところなのですが

上手くいかないのが
ドラマですね~♪

 

まるでアリ地獄の中に
引きずり込まれていくかの様に
電話に出てしまい、

中也の家を後にする李里香なのです。

 

さて、次回はどうなるのでしょうか^_^;

以上、ドラマ「愛をください」第7話
「そっくりな猿が僕を指さしてる」の感想でした。

 

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愛をください ドラマ 第6話 感想 ネタバレ 菅野美穂

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ドラマ「愛をください」第6話
「誰とでもうまくやれるコウモリ」の感想です。
ネタバレを含みますので、ご注意願います。

 

親の愛情を知らずに育った李里香(菅野美穂)は、
児童養護施設で育ち、その園長の虐待を受けて
育ったためか、

世の中に対して憎悪しか持たなくなり
復讐心しか持てなくなったという

李里香の心の叫びが激しいほど突き刺さる
この「愛をください」第6話
「誰とでもうまくやれるコウモリ」でした。

 

そして、復讐するつもりで行った行動が
自分に戻ってきて、さらに自分を追い込んでいくという

何ともいえない辛さと悲しみと、
菅野美穂さんの好演に
引き込まれてしまった私です^_^;

 

もう菅野美穂さんホント凄いですよ~♪

今、これだけの熱演をする女優って
あんまりいないんじゃないかな~?

あらためてそう思った
このドラマ「愛をください」です。

 

 

この第6話では、
とうとう蓮井朱香という名前の覆面歌手で
CDの作成を終わらせ、

ジャケット撮影もし、
店頭や、ビルの掲示板に宣伝されます。

 

ですが、
そんな華々しい活動とは裏腹に
李里香の身の回りでは、

自分の蒔いた種が芽を吹き
自分を傷つけていってしまうのです。

その傷付く様子(サマ)が
絶妙に素晴らしく良いんですよね~♪

 

人の幸福が欲しくて、
親の愛情が欲しくて、
他人の幸せに触れてみたかった李里香が

不倫をして、
肉体関係を持ってしまった為
一つの家庭を壊してしまう。

さらに、保育園の同僚の本当の心を
知って愕然とする李里香

 

苦しくて苦しくて
もがきまわるその李里香の姿は、

誰とでもうまくやれる器用な人間とは違い
どうしようもない程、不器用で
観ているこちらが辛くなってしまうのです。

 

そんな時に届く基次郎からの手紙が
また素晴らしく涙を誘います。

「体の汚れは洗い流す事ができる」

「でも、心の傷は洗い流す事はできない」

「自分の存在を認め、自分を…。」

 

ん~~!
なんてタイムリーで、
的を得たメッセージなのでしょう?

李里香の心に
深く深く突き刺さっていくのです。

 

だから、李里香はCDを出して、
「あ~良かった!」「嬉しい!」
って気分じゃないんですよね~。

どちらかというと、
「こんな私がCDなんて出しちゃって良いの?」
という感じなのですが、

 

この時の伊藤英明さん演じる、
月蜜中也の言葉が印象的でしたね♪

ああ見えて、
ここぞ!という時には、バシッ!と決めるところが
何とも言えず面白いのです^_^;

 

 

印象的といえば、
李里香が不倫をしてしまった園児のお父さんの
奥さん役を演じている黒谷友香さんですね♪

この頃から本当にお綺麗で素敵なのですが、
幼稚園に押し掛けてきた時のその表情は
こ、怖かったですね~(~_~;)

 

さすが女優! といった感じですが、
やはり、あまりこういう表情は見たくないというのが
正直なところであります^^

綺麗なモノは綺麗なままに…。
といった男のわかままでしょうか^_^;

 

次回は基次郎との約束を破り、
李里香が基次郎に会いに行くようなのです。

李里香にとって、もう頼りになる人間は、
そして、信じる事のできる人間は

文通相手の基次郎しか
考えられないようですね~。

次回に期待です~☆

 

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愛をください ドラマ 第5話 感想 ネタバレ 菅野美穂

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ドラマ「愛をください」第5話
「遠慮しすぎのメガネザル」の感想です。
ネタバレを含みますので、ご注意願います。

 

「寂しいよ~!」

「寂しいよ~!!」

と、李里香が一人、月を見上げて
涙してしまいました(T_T)

 

私も、
菅野美穂さんのその見事な表現力に引き込まれ
目頭が熱くなってしまった

この第5話
「遠慮しすぎのメガネザル」

 

いろんな展開が次々と起こる中、
揺れに揺れる李里香の心の描写や、

それにまつわる人々の兼ね合いが
飽きさせないドラマでした。

 

タイトルは、
遠慮しすぎのメガネザルとなっていますが、

よくよく考えてみたら、
李里香は、保育園にいるときは、
メガネをしていませんが、

路上で唄う時は、黄色いメガネをはめて
帽子をかぶっています。

 

そして、何かを忘れるかのように
一心不乱で歌を歌うのです。

普段は遠慮して
自分の気持ちを表す事ができないんでしょうね…。

 

 

そんな李里香は、
園児のお父さんとの不倫が原因となり、
大騒動になったり、

そのお父さんにストーカーの様に
付きまとわれたり…。

 

李里香が、幸せそうな人から
幸福を奪おうとすればするほど、
自分を苦しめてしまいます。

その度に、
基次郎からの手紙が胸に響くのです。

 

 

一方、そんな日常のウップンを晴らすかのように
いつもの様にガード下で歌おうとすると、

あの、プロデューサー、
筧さんがいるんですよね^^

 

この筧さんが面白い!

やっぱり、筧さんって
存在感ありますよ~~^_^;

 

結局は、
ミュージシャン仲間というか何と言うか
伊藤英明さん演じる、月蜜中也に

背中を押され、
CDデビューの契約を交わす事になります。

 

で、面白いのは、
デビューに当たっての名前です。

下の名前は、プロデューサーが決めて「朱夏」
上の名前は、李里香が申し出たのですが、

 

なんと、
李里香を捨てた親の名前を取って
「蓮井」と決まりました。

ん~~、よりによって、
自分を捨てた親の名前を付けるとは
以外でしたね…。

 

こういうところに李里香の心情を察しますし、
作者のセンスを感じすね♪

次回の展開が非常に楽しみになってきました。

 

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愛をください ドラマ 第4話 感想 ネタバレ 菅野美穂

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ドラマ「愛をください」第4話
「おしゃべりな九官鳥」の感想です。
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李里香が歌を唄っているのは
プロになりたいわけでも
スターになりたいわけでもない

ただ、唄いたいだけだった。

 

そんな李里香の目の前に現れたのは、
あの筧利夫さん演じる音楽プロデューサー

なんとCDを出さないかと
話しを持ちかけられたのである。

 

「えっいきなり~~!」

ってな感じですが、

 

この筧利夫さん演じるプロデューサーが
良い味出しているんですよね~♪

なんていうかこう
とっても熱いというか、濃いというか…^_^;

 

そして、菅野美穂さん演じる李里香に
その熱い思いを告げるのですが、

李里香は、

 

私の欲しいモノはただ一つ

「ただ、ごく普通の幸せ」

「道端に咲いた名もない花でいたい。」

そう言って断るのです。

 

く~~、泣けますね~><

世の中、有名になりたい人や、
お金儲けをして稼ぎたい人で
溢れかえっていうのに、

 

「ごく普通の幸せが欲しい」

「名も無い花でいたい」

こんな事、
なかなか言える事ではありません。

 

逆に、「どんだけ不幸だったの?」
と、考えさせられてしまう程です。

 

もっとも、
こんな事を言われてしまっては、

名プロデューサーとしては、
このままでは終われない!
といった感じですけどね^^

この後の展開が非常に楽しみです。

 

 

そんな時、
生き別れになった李里香の
親の居場所が判明したのです。

判明したと言っても
自分を捨てた親ですからね~

今さら会ったところで
どうなる事でもありません。

 

でも、ノー天気な
伊藤英明さん演じる月蜜中也が
背中を押すんですよ。

これがまた…^_^;

そして、会う事になるのですが…。

 

 

一方、保育園の方では、

愛が欲しくて、幸せが欲しくて
不倫をしてしまった李里香

今度は、
園児のお父さんにつき纏われてしまい
終いには、

 

「お前が望むなら
俺は家族を捨てても構わないんだ」

「妻も子供も捨てるつもりだ!」

なんて言われてしまうのです。

 

そんな事突然言われても
困りますよね^_^;

ましてや、
親に捨てられて育った李里香にとって
この言葉は、苦痛そのもの。

 

言われた途端
李里香は、叫んで走り出しちゃうんです。

 

「何にも捨てるな~~!」

 

もう、グッチャグッチャですね(T_T)

 

 

肝心の基次郎ですが、

李里香が何回も手紙を送っても
返事が来ないんです。

 

「早く李里香に返事を出してあげなよ!」
と、思わず言いたくなってしますが、

残念ながら基次郎からの連絡は
一切こないのです。

 

そんな李里香(菅野美穂)さんが
お風呂に入って基次郎に願いを込めて
涙するシーンは、感動そのもの♪

その切なさの表現力に
思わず見入ってしまいした^^

 

人間を信用できない李里香

人を裏切る、人を蹴落とそうとする
人間が嫌いな李里香が

この先、どうやって生きて行くのか?

 

そしてまた、
そんな李里香に恋をしてしまった月蜜中也が

李里香と、どう向き合って接していくか?
この辺がとても楽しみです。

 

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愛をください ドラマ 第3話 感想 ネタバレ 菅野美穂

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ドラマ「愛をください」第3話
「片足でふんばるフラミンゴ」の感想です。
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「君は過去を許すべきだ…。」

「復讐心こそ、一番醜い心だよ!」

 

この基次郎の言葉が、
李里香の心を揺さぶり、

李里香の眼には大粒の涙が溢れてくるのですが、

 

この菅野美穂さんの演技
見事ですね~♪

思わず、こちらも泣きたくなるほど、
その感情が伝わってきます。

でも、李里香は逆に
ある出来事によって、社会への復讐心が
さらに増していくのです^_^;

 

そんな時、
決まって届く基次郎の手紙は、
とても爽やかで、そして温かい。

その手紙を読んでいると
「なんてちっぽけな事で悩んでいるんだ!」

と思えるほど、
心が洗われる思いがします。

 

そう、それほど
基次郎の手紙は、李里香にとって
大切な手紙となっているのです。

また、バックに流れる音楽が
良いんですよね~♪

 

そしてまた、
あれほど嫌がっていた伊藤英明さん演じる
月蜜中也と、いつしか仲良くなり

いつものガード下で
二人で歌うようになるシーンは、
見ているこちらも心が温まります。

 

 

と、ここまでは良いのですが、
やはり、孤児の李里香の心には、

苦しかった過去が、
深く、そして重く、のしかかっているようで、

一向に園児のお父さんとの関係を
断とうとしないのです。

 

というより、
ドラマはますます、李里香の心を
ズタズタに叩きのめしていき

社会への復讐心を駆り立てて
前へ前へと、進んでいくのです。

 

ん~~、李里香って可哀そう(T_T)

単に孤児として生まれてきただけなのに
なんで、そこまで冷たい仕打ちを
受けなければいけないの?

と言いたくなるほど、可哀そうです。

 

「人間なんかを信じた自分が悪い」

「自分の育ちを消したい」

そんな菅野美穂さん演じる遠野李里香が
必死になって自分と戦っている姿は

悲しい気持ちを誘い、
ついつい応援したくなってしまいます。

 

だからと言って、
復讐を応援しているわけではありません^_^;

私も基次郎の

「復讐心こそ、一番醜い心だよ!」

に、賛成ですね♪

 

 

それにしても、
児童養護施設で育った幼なじみが
今は、SMクラブの女王様をやっていて(◎-◎;)!!

毎晩、金持ちの男たちのケツを叩いて
お金をもらっているなんて
面白いですね~^^

正に、「復讐!」

といったところですが…^_^;

 

そんな李里香が、
哀しみを打ち消すかのように

いつものガード下で歌を唄っていると…。

あ、この人…^^

 

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愛をください ドラマ 第2話 感想 ネタバレ 菅野美穂

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ドラマ「愛をください」第2話
「白鳥になりたいペンギン」の感想です。
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いや~~、切ないです><

とうとう、菅野美穂さん演じる
遠野李里香が、また別の男

陣内孝則さん演じる
葛井昴と、関係を持ってしまいました(_ _。)

そう、この葛井昴とは
遠野李里香がイジメを受けている
園児のお母さんの旦那様なんです…。

 

やっぱり人の幸福が、
この世に生まれてきた事への恨みが、
彼女をそうさせてしまうのでしょうか?

巨大なビルを仰ぎ見るその瞳が、
きゃしゃな体の遠野李里香の
心の叫びを切に語りかけていました。

 

 

いつもの様に、ガード下で
遠野李里香が、愛をくださいを歌っていると、

あの伊藤英明さん演じる月蜜中也が、
邪魔をするのですが
このシーンは面白かった^^

 

月蜜中也が一緒に歌おうと
必死になって口説いたり
なにかと、つきまとうのですが、

こてんぱに断られてしまう様は
滑稽です^_^;

しかし、菅野美穂さんも若いですが、
伊藤英明さんも若くて新鮮ですね~♪

 

遠く離れる文通相手の長沢基次郎から
いつもの様に手紙が届くのですが、

その内容はあくまでも、
遠野李里香の心情を察するもので、
なんの手助けとなる言葉はありません。

 

 

そんな時、
幼いころ社会への復讐を誓った
児童養護施設で育った幼なじみが

公園で園児を遊ばせている時に、
バイクで突っ込んでくるのです。

 

「忘れるな!」

 

「社会を許すな!」

 

公園中にこの言葉が響き渡るのです。

 

 

「社会への復讐?」

なんか、凄い事になっていますが、
遠野李里香の幼い頃って

どんだけ~~~(ノ゚ο゚)ノ
ってな感じです。

 

この事が、
後に幼稚園で問題になるのですが、

この時一緒にいた
原沙知絵さん演じる進藤先生が、
密告するなんて思いもよりませんでした。

 

新道先生だけは、
遠野李里香の味方だと思っていたのですが、

まさか裏切るなんて…。
残念です。

 

もっとも、
園児にはとても人気があって

園児のお父さんにモテている遠野李里香に
嫉妬しているのは分かっていましたが、

表向きは、仲良く装っていて
裏でコッソリというのは好きではありません。

 

実社会でも、こういう事ってありますよね。
とても辛いです。

なんか、胸が痛いというか
ムカつくというか、その分
原沙知絵さんの演技が上手いのかも知れません。

 

 

上手いといえば、
遠野李里香をイジメている猪原倫子役の
深浦加奈子さん

48歳という若さで
お亡くなりになってしまいましたが、

あの演技は
さすが名脇役と評されただけの事があり
貫禄さえも感じてしまいます。

 

そして、園長役を演じている
石井苗子さんが、素敵なんですよね~^^

何とも言えない
お色気みたいなモノを持ちながら、
凛とした芯のある演技をする女優さんです。

 

それもそのはず、
趣味は、料理、ピアノ、剣道三段
特技は、同時通訳、華道なんだとか…^_^;

凄いですよね♪

この石井苗子さん演じる園長が、
一応、遠野李里香には優しいところが
唯一の救いなのですが…。

 

 

「復讐心こそ、一番みにくい心だよ」

と、文通相手の長沢基次郎に論じらた
遠野李里香

 

でもまた、陣内孝則さん演じる
葛井昴のところへ行き、

人の幸福を吸い取ろうとするかのように
愛を求めるのです。

 

その帰り道、
肩を落とし路上を歩く遠野李里香

やがてその悲しみは深い涙となり
路地裏で泣き伏せてしまいます。

 

金網から涙して天を見上げる遠野李里香

そのバックには、
基次郎の愛の言葉が流れ

観ている私も
切なさが込み上げてまいりました。

 

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愛をください ドラマ 菅野美穂 ドラマ情報

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ドラマ「愛をください」は、

2000年7月5日~9月20日迄にフジテレビ系列で
菅野美穂さん主演にて放送された
テレビドラマです。(全12話)

準主演に伊藤英明さんが出演しています。

 

児童養護施設で育った遠野李理香は、
まだ3ヶ月という新米の保育士

でも、父親に捨てられたも同然の
辛い過去があり、

施設での虐待、世間からの差別などから
3年前に自殺を試みていた。

 

その時に、
長沢基次郎という見知らぬ男性に助けられ、
今の遠野李理香がいる。

この遠野李理香を菅野美穂さんが演じ、
長沢基次郎を、江口洋介さんが演じています。

 

そして、日中は保育園で働き、
夜は、街角で歌い、心を癒すとう遠野李理香

その前に現れたのが、
伊藤英明さん演じる、ストリートミュージシャンの
月密中也だ…。

 

なんともいえない
展開ですね~^^

ドラマ「愛をください」は
こんなストーリーで始まります。

 

 

原作、脚本は、
芥川賞作家の辻 仁成さんです。

 

辻 仁成さんは、東京都出身ですが、
父親の仕事の都合で、各地を転々としたそうです。

1985年に「ECHOES(エコーズ)」という
ロックバンドのボーカリストとしてデビュー

以降、10年間に及ぶバンド活動を終え、
ソロ活動へと展開しています。

 

浅香唯さん、甲斐バンド、川村かおりさん
中村あゆみさん等、多くのアーティストにも
楽曲を提供しています。

現在は、
「ZAMZA」という新バンドを結成し、
ボーカルと、ギターを担当しているようです。

 

辻 仁成さんが、作家としてデビューしたのは、
1989年、「ピアニシモ」という作品で、
第13回すばる文学賞を受賞してからです。

以降、

1994年「母なる凪と父なる時化」が、芥川賞候補
1996年「アンチノイズ」が、三島由紀夫賞候補
1997年「海峡の光」で、第116回芥川賞を受賞
1999年「白仏」で、フェミナ賞の外国小説賞受賞

等、本当に素晴らしい活躍をされています。

 

ちなみに、フェミナ賞とは、
フランスの五大文学賞の一つであり、
日本人としては、初めての受賞となります。

そして現在は、
パリを拠点に作家活動を続けているようです。

 

 

このドラマ「愛をください」の主題歌「ZOO」は、
ECHOESの辻 仁成さんが歌っていますが、
この詩は、本当に変わっていて、

こんな詩は、
今までいろんな曲を聞いてきた私ですが、

ここまで完成された
擬人法で作られた曲は聞いた事が無いです。

 

やっぱり、芥川賞作家ともなると
違うんですね~♪

何回聞いても、
その世界へと連れて行かれていまい
何度も口づさんでしまう曲です。

 

そんな辻 仁成さんは、

2度目の結婚で、南果歩さんと結ばれ
1児を授かりますが離婚し

2002年に女優中山美穂さんと
3度目の結婚をされています。

ちなみに、叔父は
童話作家の東君平さんです。

 

 

このドラマ「愛をください」の挿入歌は、

蓮井朱夏の、「ZOO ~愛をください~」です。

 

蓮井朱夏というのは、
菅野美穂さんが、ドラマの出演時に用いた
役名「蓮井朱夏」で、

「ZOO ~愛をください~」は、
その名義でリリースしたシングルになります。

つまり、菅野美穂さんが歌っている
という事です。

 

ちなみに、
50万枚もの売り上げを記録し、

オリコンチャートでは、
2週目にして最高3位という記録を残し、

菅野美穂さんのシングル最大のヒット作品と
なっています^^

 

これは、本家のECHOES盤にも迫るヒット
だったそうです。

なんか、凄いですね♪
私もこの曲は大好きです^^

演出は、藤田明二さん、松田秀知さんです。

 

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