レディ・ジョーカー | 菅野美穂 ファンブログ F-M.K

レディ・ジョーカー あらすじ ネタバレ 感想

映画「レディジョーカー」観ました!
なかなか難しい映画でしたね^^

とりあえず、あらすじ(ネタバレ)と感想を
書かせて頂きます。

 

主演を務める、渡哲也さん(物井清三)の
お兄さん(物井清二)は、

日之出ビールに就職したがクビになり、
実家に帰ってくる。
そのころ清二は子供であった。

 

時は50年も流れ、
清三(渡哲也)は大きくなり、
物井薬局の店主を務めている。

久々にお兄さんと再開したのは、
東京の外れの老人ホーム
兄、清二は、もう寝た切りだった。

 

清三(渡哲也)が、手土産にもってきた、
ビールを飲ませると、

日之出のビールはうまかった、と
日之出のビールを飲みながら語っている^^

 

この後、競馬のシーンに入るのだが、

ここで、この事件の関わる
犯人達のメンバーと、構成を
説明しているような感じになっている。

 

 

ある日突然、
刑事の合田雄一郎のところに電話が入り、

日之出ビール社長、城山恭介が
「自宅に帰って来ない」と通報を受け
現場に向かう。

すると、そこで発見したのは、
封筒の中に入った一通の強迫状である。

「社長を預かった、5億円出せ….。」

 

 

場面は、5ヶ月前に戻り、
清三(渡哲也)の薬屋に一本の電話が入り、
孫がバイクで死んだ事を告げられる。

その葬儀が行われるのだが、
そこには、城山佳子(菅野美穂)の姿が
あった。

実は、清三(渡哲也)の孫と
付き合っていたようだ。

 

そして、この孫は、
清三の娘婿の息子の事であるが、

この息子の死は、
日之出ビールと関係があるようだ…。

 

日之出ビールに入社する時、この孫は
2次選考の際、体の不調を訴え、
途中退席したが、不採用となる。

そして、死んでしまったのだが、
その不採用の理由が

父親が、
被差別部落の出身だからという
理由のようだ。

 

実は、清三の兄も
そのような、理不尽な事情で
解雇させられたのである。

そして、
わが身を埋めるつもりで
働いてきた会社に裏切られた想いを
手紙で綴っている。

 

さらに、城山佳子(菅野美穂)は、
日之出ビールの社長の息子の娘であり、

被差別部落出身の息子との
付き合いに反対していたようである。

息子の死も、
そんな城山佳子(菅野美穂)との
関係でこじれたのが原因しているようだ..。

 

そして、老人ホームに入っている
清二は無言のまま、死んでいった。

ここから、事件は始まった。

 

 

社長が誘拐されたのは、
新商品が発売される1週間前だった。

社長は、目隠しをし、
手を後ろで縛られ、山小屋で監禁されたが、
すぐに解放される事となる。

 

警察に事情を話すが、
身柄を解放されての金の要求に
納得できないでいる。

社長が何か隠しているのではないかと
疑いの目で見られ、
息子も警察に呼ばれる。

 

やがて、犯人から連絡が来て、
支払いの準備が出来たら、

新聞に、広告を出すように指図される。

 

警察は、犯人を動かす為に、
要求を飲み、社長に身辺警備を付ける。

その時の担当が、
合田雄一郎(徳重聡)だ!

 

さすが、「21世紀の裕次郎を探せ」で
グランプリを取った徳重聡さん
カッコイイですね♪

そして、ここからいろんな手口で
金を要求するのだが…。

 

 

レディージョーカーは、
きっと原作を読んでからの映画を見た方が
すんなり理解できると思う。

それは、登場人物も多いし、
人間関係が、とても複雑だからだ^_^;

 

恐らく、一回見ただけでは、
何が何だか分からないのでは
ないだいろうか?

それだけ、
ストーリーが複雑な映画です。

 

でも、理解してくると、
場面場面の表情や、展開の仕方に
納得ができてきて、面白身を感じてくる

そんな作品です^^

 

そして、

事件を起こした犯人の想い
人質になった人の想い
犯人を捕まえる警察の想い

それぞれの想いが、
交差している映画でした。

 

あ、菅野美穂さんは、
茶髪で、ストレートのロン毛でした。
この髪型も良かったですよ^^

 

 

 

菅野美穂 映画 レディ・ジョーカー 映画情報

 

映画「レディ・ジョーカー」は
1995年から1997年にかけて週刊誌
「サンデー毎日」に連載され

1997年に単行本化した
高村薫さん原作の小説を映画化したものです。

公開されたのは2004年で、
平山秀幸監督により映像化された作品です。

 

小説家の高村薫さんは
「マークスの山」で第109回直木賞を受賞した
直木賞作家です。

他にも、
日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、
親鸞賞、読売文学賞を受賞するなど、
その功績は素晴らしい。

作風はやはりサスペンスものを初期の頃は
書き続けていたようです。

 

この「レディ・ジョーカー」は
1984年に起きた「グリコ・森永事件」に
着想を得て、書かれた作品で
会社社長の誘拐を発端に始まるミステリーだ。

 

「グリコ・森永事件ってなんだ?」
そう思う人もいるのではないでしょうか….。

 

これは、
江崎グリコの社長宅に
拳銃と、空気銃を構えた3人組の男たちが侵入し

浴室にいた社長を全裸のまま誘拐したのを皮切りに
江崎グリコに対して強迫や放火を起こしていく。

そして、
丸大食品、森永製菓、ハウス食品、不二家、
駿河屋など食品企業を次々と脅迫していった事件です。

 

こんな事件が実際にあったんですね~。
驚きです。

しかも、犯人は捕まっておらず、
時効になっているというから凄い…。

 

この事件を元に書かれた小説のようですが、
64万部のベストセラー小説となっている。

そんな「レディ・ジョーカー」を映画化したのは
「愛を乞うひと」「OUT」で有名な平山秀幸監督です。

 

平山秀幸監督は、
この小説の当初映像化は不可能だと
ささやかれていただけに

誰か映画化するのかなぁ、
きっと大変だろうな?
としか考えていなかったようで、

自分に監督のオファーが来た時には
「オイオイオイ、ちょっと待ってくれよ!」
と言った感じだったそうです^^

 

こういう事もあるんですね~。

でもそれをしっかりと映画化した
平山秀幸監督はやっぱり凄い人ですね。

 

主演を務めたのは渡哲也さん
「21世紀の裕次郎を探せ」でグランプリを
獲得した徳重聡さん、
吉川晃司さん、國村隼さん、大杉漣さんらが出演する。

勿論、菅野美穂さんも出演しますよ♪

 

 

 

 

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