坂の上の雲 | 菅野美穂 ファンブログ F-M.K

菅野美穂 ドラマ 坂の上の雲 ドラマ情報 脚本 主題歌

 

前回は、原作の司馬 遼太郎さんについて
書かせて頂いたので、

今回は、その他の情報を書かせて
頂きたいと思います。

前回の記事はこちらです。
菅野美穂 ドラマ 坂の上の雲 ドラマ情報

 

ドラマ「坂の上の雲」の脚本を担当したのは、
野沢尚さん、柴田岳志さん、佐藤幹夫さんです。

野沢尚(のざわ ひさし)さんは、
テレビドラマの脚本で高い評価を受けている
愛知県名古屋市出身の脚本家、推理小説家です。

北野武監督の、デビュー作、
「その男、凶暴につき」の脚本を手掛けた事でも
知られています。

 

1999年「眠れる森」「結婚前夜」のテレビドラマで、
第17回向田邦子賞を受賞。

2002年「反乱のボヤージュ」のテレビドラマで、
で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞されています。

 

しかし、2004年、44歳の若さで
亡くなっていますので、

この「坂の上の雲」が
野沢尚さん最後の脚本作品になります。

 

ドラマ「坂の上の雲」は
この時点では未完でしたが、

池端俊策さんと岡崎栄さんの脚本監修のもとで
NHKの製作スタッフさんが完成させたとの事です。

 

いや~「坂の上の雲」って
完成するまでに、いろんな事があり、

いろんな人の協力のもとで、
多くの時間を掛けて出来ているんですね~!

 

一方、小説の方でも、

1997年「破線のマリス」で第43回江戸川乱歩賞
     「恋愛時代」で第4回島清恋愛文学賞
2001年「深紅」で第22回吉川英治文学新人賞

を受賞するなど、小説家としても
高い評価を受けています。

 

 

坂の上の雲の主題歌は、

第1部が、
イギリスのソプラノ歌手で、女優でもある
サラ・ブライトマンさんと、

日本の作曲家である、久石 譲さんの
初コラボレーションによる
「Stand Alone」です。

 

この曲、本当に良いですね~♪
メロディーといい、歌声といい

どこまでも続く青い空の一朶の雲に
夢や願いといった厚い想いや
情熱みたいなモノがヒシヒシと伝わってきます。

素晴らしいですね。

 

このサラ・ブライトマンさんなのですが、

クラシックとポップスを融合した
独自の音楽スタイルで、

「クラシカル・クロスオーバー」という
世界的な隆盛をもたらしたそうです。

 

1991年のNHK紅白歌合戦では、
「オペラ座の怪人」のナンバー
「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」を歌い
出演されていますので、

ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

最近では、
2009年、映画「アマルフィ 女神の報酬」にて
ソプラノ歌手、本人役としてで出演され、
主題歌も歌われています。

 

 

第2部は、日本を代表する
国際的なオペラ歌手、森 麻季さんが歌う
Stand Aloneです。

森 麻季さんの歌声も素晴らしいですね~!

 

綺麗なだけではなく、
「力強さ」や「温かさ」みたいなものまで、
感じる事ができて、

聞いていると
なんだか、涙が溢れてきそうな
そんな感じにもなってしまいます。

 

幼くして父を亡くし、
女手ひとつで育てられたという彼女は、

学生時代は奨学金を貰いながら
学んでいたそうです。
偉いですね。

 

幼い頃から
ピアノを習っていた彼女ですが、

高校生になって初めて声楽というものに触れ
ピアノとは違い
歌う事がとても楽しく感じるようになり、

高校卒業後は、
東京芸術大学声楽科に進み、さらに同大学院修了後、
オペラの本場イタリアへ留学

ミュンヘン国立音楽大学大学院を終了しています。

 

最近では、

2007年、ドレスデン国立歌劇場「ばらの騎士」
2009年、錦織健プロデュースによるオペラ
   「愛の妙薬」「ポッペアの戴冠」
    エディンバラ音楽祭「リナルド」
2010年、トリノ王立歌劇場「ラ・ボエーム」

等に出演され、

出光音楽賞、ホテルオークラ音楽賞等
数多くの賞を受賞されています。

 

 

一方、久石譲さんはというと、

宮崎駿と言う人もいるのではないでしょうか^_^;

 

宮崎監督作品の全ての長編アニメ映画の
音楽を、久石譲さんが手掛けていらっしゃいます。

「となりのトトロ」や、「魔女の宅急便」
「もののけ姫」「崖の上のポニョ」等々…。

みんな聞いた事ありますよね^^

 

あと、北野武監督の
「あの夏、いちばん静かな海。」から「Dolls」
に至る7作品も手掛けています。

凄いですね~。

 

そんな久石譲さん

お父さんは、高校教師をしていて、
補導の担当場所が映画館だったという事で
父に連れられて、

年間約300本の映画を4年続けて観ていて
その事が現在の仕事に強く影響していると
語っているようです。

 

ん~~、
やっぱり環境ですね!

年間300本の映画って
ほぼ毎日ではありませんか(@_@;)

こんな事、出来ませんって…^_^;

 

ちなみに、
久石譲という名は、芸名?とでも言うのでしょうか?
本名ではありません。

出生名は、藤澤守さんです。

 

そして、数多くの賞を受賞されていて、
2009年には、紫綬褒章を受賞されました。

 

 

 

 

菅野美穂 ドラマ 坂の上の雲 ドラマ情報

 

ドラマ「坂の上の雲」は、
2009年11月29日から足掛け3年に渡り
放送されている、NHKのスペシャルドラマです。

原作は、小説家、ノンフィクション作家の
司馬 遼太郎さんが書いた同名の
長編歴史小説「坂の上の雲」です。

この「坂の上の雲」は、
1968年~1972年にかけて産経新聞に連載され
単行版全6巻、文庫版全8巻が刊行されています。

 

司馬 遼太郎というのはペンネーム(筆名)であり
本名は、福田定一(ふくだていいち)さんです。

私はてっきり本名が、
司馬 遼太郎さんだと思っていたのですが
やっぱり違うんですね^_^;

作家の皆さんは
よく、ペンネームを使っていらっしゃいます。

 

ペンネームの由来は、
「司馬遷に(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」
から来ているようですが、

学生時代、読書が好きで
ロシア文学や、司馬遷の「史記」を愛読していた
との事です。

 

司馬遷(しば せん)と言ったら
中国前漢時代の歴史家ですね!

そして「史記」は、中国の歴史書です。

やっぱり司馬 遼太郎さんは、
歴史が好きだったんですね^^

 

大阪市に生まれた司馬 遼太郎さんは
旧制大阪外国語学校に入学しましたが、

1943年(昭和18年)に
学徒出陣により、在学途中で
軍隊へと駆り出されます。

その戦争体験から、
日本の成り立ちについて、深い感慨を
持つようになったようです。

 

やがて、戦争が終わり、
戦地から戻った、司馬 遼太郎さんは、
新聞記者として働き、

産経新聞在職中に
「梟の城」で第42回直木賞(1960年)
を受賞しました。

そして、翌年に産経新聞を退社し
作家生活に入るのです。

 

その後、
1962年より「竜馬がゆく」「燃えよ剣」
1963年より「国盗り物語」を連載しています。

この辺はもう有名ですよね。

1966年には、
「竜馬がゆく」「国盗り物語」にて
第14回菊池寛賞を受賞されています。

 

司馬 遼太郎さんの作品は
映画やドラマで、映像化されているモノが
沢山ありますが、

この「坂の上の雲」だけは、
映像化の許可を出さなかったようです。

その理由は、
「戦争賛美と誤解される、作品のスケールを描ききれない」
との事です。

そして、1996年には
腹部大動脈瘤破裂のため満72歳で
亡くなってしまったのです

 

そう、司馬 遼太郎さんは
もう亡くなっていたんですね…。

だから本来は、
テレビでこのドラマ「坂の上の雲」を
観る事が不可能だったのです。

 

ですが、
NHKさんの、映像技術の発展と、熱意によって、
司馬遼太郎記念財団と、福田みどり夫人の許諾を得て

このドラマ「坂の上の雲」の制作が
実現したのです。

 

いや~ドラマですね~♪

もうここまできたら、
なにがなんでも、このドラマ「坂の上の雲」を
観たくなってしまった私がここに居ます(^^ゞ

 

放送は、全13回、各90分で、
第1部~第3部までがあり、

第2部迄の放送は終了しています。

第3部は
総合テレビジョンとBSプレミアムにて
2011年12月に放送予定です。

 

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