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さくらん 映画 ストーリー 感想 ネタバレ 菅野美穂

 

この映画「さくらん」は、
全体的に「赤色」が多く使われていて

とっても華やかで、綺麗、そして豪華
といった感じが、まず、私の第一印象です。

 

さすが、写真家の蜷川実花監督
といったところでしょうか…。

色使いといい、光の使い方といい

これでもか! と言わんばかりの
色彩表現の中にドラマが
展開していきます。

そして、吉原遊郭で
自分に正直に、まっすぐに生きていく
一人の女性の物語りです。

 

主人公を演じるのは、土屋アンナ
8歳の時に、吉原遊郭の玉菊屋に身売りされた
「きよ葉」の役を演じる。

 

最初に登場するのは、
玉菊屋の「粧ひ」を演じる菅野美穂

この「粧ひ」が、物凄く綺麗!

えっ、!菅野美穂さんって
こんなに綺麗なの…(◎-◎;)!!
そう思うくらい、びっくりします。

ますますファンになっちゃいました^_^;

 

そして、
玉菊屋の女将を演じているのは
夏木マリだ。

ここでも、もの凄い貫禄をだしている。

いや、ホント怖いっす^_^;

 

きよ葉は、
粧ひ(菅野美穂)の下について
働く事になるのだが、
何度も逃げ出そうとする。

しかし、玉菊屋の清次(安藤政信)や、
粧ひ(菅野美穂)の導きにより、

花魁街道をまっしぐらに
突っ走っていく事になる。

 

この時、粧ひ(菅野美穂)の
濡れ場シーンがあるのですが…。
良い演技です^^

最後に覗き見をしている「きよ葉」に
微笑む菅野美穂さんが、たまりません^^

 

やがて、時が経ち、
粧ひが吉原を去って行く事なるのだが、

その後、きよ葉(土屋アンナ)が

玉菊屋で人気者になり、

それを妬んだのか、
花魁(おいらん)の高尾(木村佳乃)との間に
女の戦いが始まる。

 

きよ葉(土屋アンナ)は
玉菊屋に来た惣次郎(成宮寛貴)と
恋に落ちていき、

やがて、お座敷では、
ちっとも身が入らなくなる。

 

そんな時、地方の大名が
きよ葉のところへ訪れ
接待をする。

そして、大名を待たせるのだが、

そこへ、花魁の高尾(木村佳乃)が、
恋人、惣次郎を連れてきて、
二人を合わせ、邪魔をする。

 

その事を知った大名はカンカンとなり、
玉菊屋を探しまわり、

二人が抱き合っているところを
見つけ出した。

きよ葉(土屋アンナ)は大名に殴られ
打ち伏せてしまうが、
惣次郎は、なにも言わず去っていった…。

 

この時、高尾(木村佳乃)は、
光信さんと愛しあう。

やがて高尾は、
光信さんに殺されてしまうのだが…。

木村佳乃さんの濡れ場のシーン
なかなかの濡れ場ではないだろうか?

こんなシーンも演じているとは
知りませんでした。

 

高尾(木村佳乃)がいなくなって、
きよ葉(土屋アンナ)は、
今まで女郎だったが、花魁となる。

そして名前は日暮(ひぐらし)となり、
玉菊屋をしょって立つ事になっていく。

 

そんな日暮の目の前に現れたのは、
武士の倉之助だ。

花魁道中をする日暮を見初め、客となり、
一度は、日暮に突き放されてしまうが、

そのキッパリとした態度に
ますます惚れてしまい、
馴染み客となっていく。

 

そして、日暮を妻に娶ろうとするが、
日暮のお腹には…。

 

映画、「さくらん」は、
そんな女の一生を描いたストーリーで、

悲しくても、精一杯生きる女性の中に
愛と安らぎを感じる事ができる映画でした。

 

 

 

 

菅野美穂 映画 さくらん 映画情報

 

映画「さくらん」は、
講談社の雑誌「イブニング」で連載された
安野モヨコさんの漫画作品で

蜷川実花監督により実写映画化され
2007年2月24日に公開されました。

 

この映画の監督は写真家の蜷川実花さん
主演を務めるのは土屋アンナさん
脚本をタナダユキさん、音楽に椎名林檎さんという

各分野の第一線で活躍する女性達で
作られているというところが実に面白い。

 

映画館渋谷シネクイントでは、
公開1週目の興業収入が日本映画歴代1位を記録

3月3日には全国130スクリーンで公開
全国動員数65万人、興業成績8億円の大ヒットを
記録した映画です。

 

漫画家の安野モヨコさんは
小学校3年生で漫画家になる事を決意

高校在学中に
「まったくイカしたやつらだぜ!」が
別冊少女フレンドDXジュリエットに
掲載されデビューしたというから凄い!

 

小学校で漫画家を決意して
高校で漫画家デビューですよーw(*゚o゚*)w

私から言わせてもらえば、
安野モヨコさんの方がよっぽど
イカしているよ!と言いたくなります^^

小学校3年生で、なかなか漫画家になる
なんて決意はできないのではないだろうか…。

 

ドラマ化された作品は
1998年フジテレビ系で「ハッピーマニア」
2007年日本テレビ系で「働きマン」
があり、

2005年少女漫画誌「なかよし」に連載された
「シュガシュガルーン」では、

第29回講談社漫画賞児童部門を受賞し
テレビ東京系でアニメ化されており

その後世界各国で放送されているというから
これもまた凄い。

映画「さくらん」は、
そんな漫画家、安野モヨコさんの
作品なのだ。

 

一方監督を務める蜷川実花さんも凄い
というより、この人が監督を務めるとは
思ってもいなかった。

というのも、
蜷川実花さんといえば、

「第13回キヤノン写真新世紀・優秀賞」
「第9回コニカ写真奨励賞」
「第26回木村伊兵衛写真賞」

を受賞するなど、
日本の女性写真家なのだ。

 

もっとも、父は有名な
演出家・映画監督の蜷川幸雄さんですから

その血を彼女が受け継いでいるのでしょう。
映画監督になって当たり前といえば
当たり前なのですが…。

この映画「さくらん」は、
そんな彼女の初監督作品になる。

 

そして、主題歌は
椎名林檎×SOIL&”PIMP”SESSIONSの
「カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.)」

エンディングは
椎名林檎×斎藤ネコ+椎名純平の
「この世の限り」

となっていて、
ミュージックも女性が担当しているというこだわりだ。

 

この映画「さくらん」には
ヒロインの先輩花魁(おいらん)を演じた

木村佳乃さんと菅野美穂さんの
大胆な濡れ場もあるという。

菅野美穂ファンには見逃せない映画ですね^^

 

 

 

 

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