2011年6月 のアーカイブ | 菅野美穂 ファンブログ F-M.K

落下する夕方 映画 江國香織 あらすじ ネタバレ 感想

映画「落下する夕方」
正直な感想は、良く分からない^_^;

と言うのが第一印象でしょうか?
ごめんなさいm(_ _)m

 

ただ言えるのは、
現実を受け入れられない女性が
時間を掛けて、

ゆっくりと、ゆっくりと
現実を受け入れて
前に進んでいく姿が、

綺麗に、
そして温かく描かれている様に
感じました。

 

白黒をハッキリつける人には
イラッとする映画かも知れません^_^;

ただ、そうでない人にとっては、
共感できるところも
あるのではないでしょうか…。

 

 

坪田リカ(原田知世)は、薮内健吾(渡部篤郎)と
4年間も一緒に暮らしていたのだが、
ある日、突然別れを告げられる。

なんでも、一目惚れをした女性が
出来たようだ。

そして、薮内健吾はマンションを
出て行く事になるのだが、
坪田リカは、健吾の事が諦めきれないでいる。

 

しばらくして、
二人は再開をし、健吾の新しい
アパートの部屋に行くのだが

そこには、健吾が一目惚れをしてしまった
女性、根津華子(菅野美穂)がいた…。

 

坪田リカは、健吾が出て行っても

マンションを出ていったら
健吾と別れた事になるからと言い、
マンションに留まっているが家賃が払えない。

 

そこで、アルバイト先を探すのだが、
上手くいかず、友人に相談していたところ、
突然、根津華子(菅野美穂)がやってきた。

なんと、根津華子(菅野美穂)が
一緒に住むというのだ!
面白いですね~^^

 

家賃も食費も半分っこという事なので、
好都合とういえば、好都合なのですが、
普通ならあり得ませんね…^_^;

そして、
ここから奇妙な生活が始まるのですが、
ホントに奇妙です。

 

後で、坪田リカ(原田知世)と、
根津華子(菅野美穂)が

二人揃って手を振りながら
健吾を見送るシーンなんてのも
出てきますからね…(@_@;)

でも、何度も繰り返して観てみると
そこには、男と女の微妙な心の揺れ具合が
繊細に描かれている事に気が付きます。

そして、まさかの展開が…。

 

 

映像的には、
美しいシーンが結構あります。

終わりの方では、菅野美穂さんが、
夕日を浴びて、浜辺ではしゃぐシーンがあり
感動的です。

 

天真爛漫にはしゃぎまわるその姿が
何とも言えず、温かいモノを感じますね。

紅葉の道を二人で歩くシーンも
とっても綺麗ですよ^^

 

この映画で、
原田知世さんと、菅野美穂さんは、
高崎映画祭・最優秀主演女優賞を受賞している
というだけの事はあり、

とても素晴らしい演技をしています。

特に、菅野美穂さんの演技は抜群ですね!
やっぱり菅野美穂さんは凄いです。

 

 

 

催眠 映画 あらすじ ネタバレ 感想

この映画「催眠」なかなか面白かったです。

印象に残ったのは、
稲垣吾郎さんと宇津井健さんが
とってもカッコよかった事と、

菅野美穂さんの演技力を
改めて感じる事ができた事です。

 

そして、ストーリーが良いのは勿論ですが、
事件を解決していく過程での、
各役者とのやり取りが絶妙に良かったです。

 

ストーリーは、
都内の各所で謎の事件が
多発する事から始まる。

 

結婚式の途中、
自分で首を絞めて自殺してしまう新郎

マラソンの練習中、考えられないスピードで
走り出し、死んでしまう女性

高層ビルの分厚いガラスを突き破り
落下して死んでしまう男性

理由は分からないが、
皆、「ミドリの猿」という言葉を
口にしていたのである。

 

この謎の事件を担当するのが、
櫻井孝典刑事を演じる宇津井健さんだ!

この宇津井健さんの熱血刑事ぶりが
なかなかなんですよ。
とっても、熱いんです…^_^;

 

そして、櫻井刑事(宇津井健)が
ある一人の心理カウンセラーと知り合い

その心理カウンセラーと共に、
事件を解決していくのですが、

その心理カウンセラーが、
稲垣吾郎さん演じる、嵯峨敏也なんです。

 

それから、次々と事件は起きていき、
やがてそこには「催眠」が絡んでいると
櫻井刑事(宇津井健)が言いだすが、
誰も信じない。

すると、警察署管内で、
突然「ミドリの猿」という言葉を
口にする女性がテレビに映っている。

これが、
入絵由香を演じる菅野美穂さんなんです^^
凄いシチュエーションですよね。

 

櫻井刑事と、嵯峨敏也(稲垣吾郎)は、
この女性が事件の鍵を握っているのではないかと
そのテレビ局に会いに行くのだが、

彼女はすでに、
催眠術師によって操られていた。

ここからまた、
いろんな事件が起きてゆくのだが…。

 

 

いや~、この映画はホント
菅野美穂さんの魅力が
沢山詰まっていますね~

ロボットみたいな声を出したり、
何かに怯える表情をしてみたり、
時に男を誘惑したり、さらには…。

 

逆に菅野美穂さんでなければ
この入絵由香の役は、
演技できなかったのではないだろうか?

それだけ、菅野美穂さんの演技は
素晴らしい!

 

それから何と言っても
宇津井健さんだろう…。

あの演技、あの迫力。
さすがです。

まさかこの櫻井刑事(宇津井健)が
最後に、あんな事になるとは思わなかった。

それほど、この催眠のストーリーも
面白い。

 

 

 

富江 映画 ネタバレ 菅野美穂

富江というと、ホラー映画なので、
「怖い!」というイメージが
私の中では、あったのですが、

冷や汗をかくほど怖い
というモノではありませんでした^_^;
あくまでも私の感想です。

どちらかというと、
青春物語っぽい印象もあります。

 

主演の泉沢月子役を演じるのは
中村麻美さん、

3年前に交通事故にあい、
記憶障害となり、不眠症の為、
精神科の催眠療法を受け通院している。

そんな泉沢月子の住むアパートに
一人の青年が籠を抱えて入居してきた。

その籠には、女の子の生首が…。

 

精神科医、細野辰子を演じるのは、
洞口依子さん

白衣がとっても似合っていて
良い味を出しています。

 

泉沢月子は、催眠療法を受けている時、
「タナベ」「トミエ」
という言葉を口にする。

そんな時、精神科医、細野辰子の元に
ある刑事が訪れる。

そして、行方不明になった女性の話しをし、
この女性が、「川上富江」という
名前である事を教えられる。

 

この「川上富江」という名前は、
別の事件でも存在していて、

3年前に同級生の男子生徒に
殺されているという。

その加害者の名前が、田辺幸治だ!

ここで、「タナベ」「トミエ」との
接点が出てくるわけですね~。

 

それから、なんと
その殺人事件のあった場所が、

催眠療法を受けている
泉沢月子の部屋だった
というから面白い。 

いや、怖いと言った方が良いのかな^_^;

 

そして、アパートに引っ越してきた
青年の籠に入っていた生首が
だんだん成長していく….。

これが、川上富江(菅野美穂)だ!

そして、
ここから事件が発生していく事に…。

 

この、菅野美穂さんの演技が
抜群に良いですね~!

菅野美穂さんの、あの独特の声が
恐怖感をさらに引き立てているように
感じます。

 

DVDでは、
菅野美穂さんソックリの生首(ライフマスク)を
作る特典映像等も観れて、面白かったです。

顔にいろいろ塗りたくって型を作るんですが
あ~やって作るんですね!

その作っているシーンの菅野美穂さん
可愛いです~♪

 

映画では、ゴキブリを食べさせるシーン等も
ありますので、食事前の方は、
ご注意を^_^;

途中、中村麻美さんのベットシーンが
ありますが、ここも見どころですね~
トップレスで演じています^^

 

 

 

化粧師 kewaishi 映画 ネタバレ 感想

この「化粧師 kewaishi」の映画も良いですね~♪
また、ちょっとだけですが、泣けました^_^;

 

単なる化粧師の映画だと
思っていたのですが、全く違い、
そこには夢と希望が溢れ、

「本当の美しさとは何か?」

「化粧とは何か?」

 

教えて頂いた気が致します。

 

時代は大正時代、桜が満開の春の事である。

菅野美穂演じる青野純江は、
化粧師の隣にある食堂の娘で

お母さんが、青野うめ(柴田理恵)
お父さんは、青野茂蔵(田中邦衛)だ!

このコンビがまず面白い^^

 

そんなコンビだが、
娘の青野純江(菅野美穂)が、化粧師に
憧れているのを知っている。

だが、この化粧師は、
偏屈で金に汚くて、人の足元を見て
化粧代を吹っ掛ける業突張りの噂があり、
好きではないようだ…。

 

しかし、この化粧師に化粧してもらうと
良い事があるという人気の化粧師で
名前を小三馬と言い、椎名桔平が演じている。

ある日、火傷をした女性を化粧で
綺麗にするシーンがありますが、
とても感動的です。

 

そんな凄腕の化粧師の噂を聞いた
ある女性が小三馬の元へ訪れて、

私欲の為に、予約をキュンセルまでして
化粧をするように要求するが、
破格な金額を請求して断る。

 

しかし、女性は諦めきれず、
やがて、その破格なお金を用意して
化粧する事になるのだが、涙する事になる…。

その女性とは、
中津小夜を演じる柴咲コウだ!

 

一方、沼田時子(池脇千鶴)という少女が、
小三馬をヒイキにしている呉服屋に
奉公をしている。

この沼田時子(池脇千鶴)がとても良い!

 

奉公先では、酷い仕打ちを受けながらも、
貧乏暮らしをしている家族や、仲間の為に
一生懸命働いている。

そして、字が読めない子供が一杯いるので、
自分が字を勉強して、本を読んであげたい
そして、沢山夢を与えたい

そいういう想いで毎日、仕事の合間や、
寝る間を惜しんでは字の勉強しているのだ。

 

義務教育で学校に行っている
今の子供たちとは、根本的に違いを
感じます…。

本来、勉強ってこういモノじゃないかな~?

 

ある日、この沼田時子(池脇千鶴)が
女優になりたいと言いだす…。

ここからまた新たなストーリーが始まる。

 

菅野美穂の化粧シーン、
池脇千鶴の化粧シーン、
見応えがあります。

そして…。

 

ん~~全体的に、人の温もりみたいなモノを
感じさせてくれる良い映画です。

そして、映像が綺麗です。

途中、岸本加世子の化粧シーンもあり、
いろんな女優の化粧シーンが楽しめます。

 

さらに、あき竹城さんの、イジメっぷりや^_^;
菅井きんさんの演技はやっぱり秀逸ですね!

何と言っても

化粧師が、中津小夜(柴咲コウ)に
言った言葉が、一番心に残っているように
思います。

この言葉は、女性だけでなく、
男性にも覚えて欲しい言葉ですね^^

 

 

 

守ってあげたい 映画 ネタバレ 感想

「守ってあげたい!」この映画良いですね~♪

後半の方では、何だか涙が溢れてきて
この映画、観て良かったな~っ
て気分になりました。

 

自衛官というと、何だか堅苦しい感じで
厳しいイメージがありますが、

ひょんな事から、
安西サラサ(菅野美穂)が
自衛官になる事になります。

 

そして、
婦人自衛官教育隊に入る事になるのだが、
配属された、陸隊3班が見事に個性派揃い。

戦争おたくが居るかと思えば、
自衛隊員の父の勧めにより、
花嫁修業に来た感違い者や^_^;

元レディース、女子ブロ崩れ、
いじめられっ子等が揃った、
言わばおちこぼれ集団だった。

 

だが、そこに配属された指導する班長は
訓練中に隊員を死なせてしまったという程の
鬼教官、中蜂3曹(杉山彩子)だ!

この中蜂3曹(杉山彩子)がとても良い!
とても、厳しい教官だが、
綺麗で凛々しい教官である。

 

自衛隊というのは、団体行動なので、
一人でも落ちこぼれが居ると

全体責任となり、
その罰を全員で受ける事になる。

そんな中、
最初は仲の良くなかった陸隊3班だが、
やがてチームワークが生まれ始める。

 

しかし、中蜂3曹の上には、
副隊長(温水洋一)が居て、

中蜂3曹を嫌っているのか、
どうも風当たりが良くない。

 

何をやってもろくに出来ず、
成績は最悪、次々と問題を起こす
陸隊3班に、

「問題を起こす前に辞めさせたらどうだ?」
と、問い詰められるが、

「心配いりません。」
と中蜂3曹がキッパリ断ったので、

 

それなら、
終了試験の東富士のコンパス行進で、
彼女達が脱落したら辞めさせる

という話しになり、
それからまた厳しい訓練が始まる。

そして、実際に終了試験が始まるのだが…。

 

最初、この映画のタイトル
「守ってあげたい!」
の意味が良く分からなかった。

しかし、終盤につれて、その意味がようやく
分かるようになってくる。

 

人は一生に一度は、
誰かを守らなくてはいけない時が
必ず来るだろう…。

でもその守るという事は、
決して理屈なんかじゃない。

喩え自分がどうなろうと
守らなければいけないモノがある事を、
教えてくれているような

そんな気が致します。

 

 

とても、滑稽でおもしろく、
そのキャラクターも抜群に良いので、
楽しい映画ですが、

一本筋の通ったモノがあり、
笑いあり、涙ありの良い映画でした^^

 

 

 

Dolls 映画 ネタバレ 感想

物語りは、人形劇から始まる

私は、こういう人形劇は見た事が
ないのですが、

三味線と語り、そして人形の動きが
絶妙で、なんだか引き寄せられる。

そして、それを見ている観客と、
舞台の様子の表現がとても臨場感が
あって、良いな~と思った。

 

後に、この人形が主人公と
繋がってくるのだが…。

とにかく、この人形の動きと表情が
素晴らしい。

 

場面は変わり、
主演の佐和子(菅野美穂)と
恋人の松本(西島秀俊)が
赤いロープで体を結び

そのロープで地面を引きずりながら、
桜並木を歩いていく。

 

この佐和子(菅野美穂)と
恋人の松本(西島秀俊)は、
結婚を約束していたのだが、

務めていた会社の社長の勧めと
両親の説得により、
その社長の娘と結婚する事になる。

 

が、しかし、
結婚式当日、恋人の佐和子(菅野美穂)が
自殺をした事を知り、式を抜け出す。

幸い命には別状はないが、
頭がおかしくなってしまった。

それから、松本(西島秀俊)は、
佐和子(菅野美穂)を連れて、
車で旅にでる。

 

佐和子は、
一人にしておくと、何をするか分からない。

コンビニでモノを盗んだり、
車の前に飛び出したり…。

そこで、松本は
洗濯物を干す紐を見た時閃き
その紐で、佐和子を助手席に
結ぶのだが…。

 

ここで、
やくざの親分の場面に切り替わる。

ある日、親分(三橋達也)のところに
新しい付き人が挨拶にきた。

そして、昔は
体を張って大きくなったと
殺人事件の想いで話しになっていく。

 

やがて、新人の身の上話しになり、

付き合っていた女がいたけれど、
足手まといになるという理由から
別れた事を知り、

俺もそうだったと、自分の過去を重ねる。
そして、その時の約束を思い出し、
その彼女に会いに行くのだが…。

 

また場面は変わる。

今度は、アイドルのおっかけをしていた
青年の話だ。

ある日アイドル(深田恭子)が
事故に遭い、目を怪我してしまう。

おっかけの青年は、
自分は、そんな姿は見ない方が良いと考え
ある行動に出る。

 

そう、このDollsは、
この3つの恋の物語が
交錯しているのである。

そして、それぞれの愛の形が、
展開していく…。

 

北野監督は、この映画で色をちゃんとやろう
とうい事で、自然の良いところを
選んで撮影されているようで、

景色はとても綺麗なのですが、
その景色とストーリーは、
私からしてみると、今一つピンとこなかった^_^;

 

でもラストのシーンは、良かったと思う。

この最後のシーンで、映画「Dolls」を
語っているような気がする。

いろいろと考えさせてくれる
作品ではないでしょうか?

 

 

 

レディ・ジョーカー あらすじ ネタバレ 感想

映画「レディジョーカー」観ました!
なかなか難しい映画でしたね^^

とりあえず、あらすじ(ネタバレ)と感想を
書かせて頂きます。

 

主演を務める、渡哲也さん(物井清三)の
お兄さん(物井清二)は、

日之出ビールに就職したがクビになり、
実家に帰ってくる。
そのころ清二は子供であった。

 

時は50年も流れ、
清三(渡哲也)は大きくなり、
物井薬局の店主を務めている。

久々にお兄さんと再開したのは、
東京の外れの老人ホーム
兄、清二は、もう寝た切りだった。

 

清三(渡哲也)が、手土産にもってきた、
ビールを飲ませると、

日之出のビールはうまかった、と
日之出のビールを飲みながら語っている^^

 

この後、競馬のシーンに入るのだが、

ここで、この事件の関わる
犯人達のメンバーと、構成を
説明しているような感じになっている。

 

 

ある日突然、
刑事の合田雄一郎のところに電話が入り、

日之出ビール社長、城山恭介が
「自宅に帰って来ない」と通報を受け
現場に向かう。

すると、そこで発見したのは、
封筒の中に入った一通の強迫状である。

「社長を預かった、5億円出せ….。」

 

 

場面は、5ヶ月前に戻り、
清三(渡哲也)の薬屋に一本の電話が入り、
孫がバイクで死んだ事を告げられる。

その葬儀が行われるのだが、
そこには、城山佳子(菅野美穂)の姿が
あった。

実は、清三(渡哲也)の孫と
付き合っていたようだ。

 

そして、この孫は、
清三の娘婿の息子の事であるが、

この息子の死は、
日之出ビールと関係があるようだ…。

 

日之出ビールに入社する時、この孫は
2次選考の際、体の不調を訴え、
途中退席したが、不採用となる。

そして、死んでしまったのだが、
その不採用の理由が

父親が、
被差別部落の出身だからという
理由のようだ。

 

実は、清三の兄も
そのような、理不尽な事情で
解雇させられたのである。

そして、
わが身を埋めるつもりで
働いてきた会社に裏切られた想いを
手紙で綴っている。

 

さらに、城山佳子(菅野美穂)は、
日之出ビールの社長の息子の娘であり、

被差別部落出身の息子との
付き合いに反対していたようである。

息子の死も、
そんな城山佳子(菅野美穂)との
関係でこじれたのが原因しているようだ..。

 

そして、老人ホームに入っている
清二は無言のまま、死んでいった。

ここから、事件は始まった。

 

 

社長が誘拐されたのは、
新商品が発売される1週間前だった。

社長は、目隠しをし、
手を後ろで縛られ、山小屋で監禁されたが、
すぐに解放される事となる。

 

警察に事情を話すが、
身柄を解放されての金の要求に
納得できないでいる。

社長が何か隠しているのではないかと
疑いの目で見られ、
息子も警察に呼ばれる。

 

やがて、犯人から連絡が来て、
支払いの準備が出来たら、

新聞に、広告を出すように指図される。

 

警察は、犯人を動かす為に、
要求を飲み、社長に身辺警備を付ける。

その時の担当が、
合田雄一郎(徳重聡)だ!

 

さすが、「21世紀の裕次郎を探せ」で
グランプリを取った徳重聡さん
カッコイイですね♪

そして、ここからいろんな手口で
金を要求するのだが…。

 

 

レディージョーカーは、
きっと原作を読んでからの映画を見た方が
すんなり理解できると思う。

それは、登場人物も多いし、
人間関係が、とても複雑だからだ^_^;

 

恐らく、一回見ただけでは、
何が何だか分からないのでは
ないだいろうか?

それだけ、
ストーリーが複雑な映画です。

 

でも、理解してくると、
場面場面の表情や、展開の仕方に
納得ができてきて、面白身を感じてくる

そんな作品です^^

 

そして、

事件を起こした犯人の想い
人質になった人の想い
犯人を捕まえる警察の想い

それぞれの想いが、
交差している映画でした。

 

あ、菅野美穂さんは、
茶髪で、ストレートのロン毛でした。
この髪型も良かったですよ^^

 

 

 

さくらん 映画 ストーリー 感想 ネタバレ 菅野美穂

 

この映画「さくらん」は、
全体的に「赤色」が多く使われていて

とっても華やかで、綺麗、そして豪華
といった感じが、まず、私の第一印象です。

 

さすが、写真家の蜷川実花監督
といったところでしょうか…。

色使いといい、光の使い方といい

これでもか! と言わんばかりの
色彩表現の中にドラマが
展開していきます。

そして、吉原遊郭で
自分に正直に、まっすぐに生きていく
一人の女性の物語りです。

 

主人公を演じるのは、土屋アンナ
8歳の時に、吉原遊郭の玉菊屋に身売りされた
「きよ葉」の役を演じる。

 

最初に登場するのは、
玉菊屋の「粧ひ」を演じる菅野美穂

この「粧ひ」が、物凄く綺麗!

えっ、!菅野美穂さんって
こんなに綺麗なの…(◎-◎;)!!
そう思うくらい、びっくりします。

ますますファンになっちゃいました^_^;

 

そして、
玉菊屋の女将を演じているのは
夏木マリだ。

ここでも、もの凄い貫禄をだしている。

いや、ホント怖いっす^_^;

 

きよ葉は、
粧ひ(菅野美穂)の下について
働く事になるのだが、
何度も逃げ出そうとする。

しかし、玉菊屋の清次(安藤政信)や、
粧ひ(菅野美穂)の導きにより、

花魁街道をまっしぐらに
突っ走っていく事になる。

 

この時、粧ひ(菅野美穂)の
濡れ場シーンがあるのですが…。
良い演技です^^

最後に覗き見をしている「きよ葉」に
微笑む菅野美穂さんが、たまりません^^

 

やがて、時が経ち、
粧ひが吉原を去って行く事なるのだが、

その後、きよ葉(土屋アンナ)が

玉菊屋で人気者になり、

それを妬んだのか、
花魁(おいらん)の高尾(木村佳乃)との間に
女の戦いが始まる。

 

きよ葉(土屋アンナ)は
玉菊屋に来た惣次郎(成宮寛貴)と
恋に落ちていき、

やがて、お座敷では、
ちっとも身が入らなくなる。

 

そんな時、地方の大名が
きよ葉のところへ訪れ
接待をする。

そして、大名を待たせるのだが、

そこへ、花魁の高尾(木村佳乃)が、
恋人、惣次郎を連れてきて、
二人を合わせ、邪魔をする。

 

その事を知った大名はカンカンとなり、
玉菊屋を探しまわり、

二人が抱き合っているところを
見つけ出した。

きよ葉(土屋アンナ)は大名に殴られ
打ち伏せてしまうが、
惣次郎は、なにも言わず去っていった…。

 

この時、高尾(木村佳乃)は、
光信さんと愛しあう。

やがて高尾は、
光信さんに殺されてしまうのだが…。

木村佳乃さんの濡れ場のシーン
なかなかの濡れ場ではないだろうか?

こんなシーンも演じているとは
知りませんでした。

 

高尾(木村佳乃)がいなくなって、
きよ葉(土屋アンナ)は、
今まで女郎だったが、花魁となる。

そして名前は日暮(ひぐらし)となり、
玉菊屋をしょって立つ事になっていく。

 

そんな日暮の目の前に現れたのは、
武士の倉之助だ。

花魁道中をする日暮を見初め、客となり、
一度は、日暮に突き放されてしまうが、

そのキッパリとした態度に
ますます惚れてしまい、
馴染み客となっていく。

 

そして、日暮を妻に娶ろうとするが、
日暮のお腹には…。

 

映画、「さくらん」は、
そんな女の一生を描いたストーリーで、

悲しくても、精一杯生きる女性の中に
愛と安らぎを感じる事ができる映画でした。

 

 

 

 

パーマネント野ばら ネタバレ 感想

 

パーマネント野ばら良いですね~♪

物語りは、主人公のなおこ(菅野美穂)が
幼いころ自転車をこいでいて、
幼なじみに呼びとめられている夢から始まる。

この始まり方も良いな~と思った。

 

離婚をして一人娘の「もも」を連れて
出戻ったなおこ(菅野美穂)が、

ももに起こされ、実家のお店
「パーマネント野ばら」を手伝えと

お母さん(夏木マリ)が呼んでいる
事を告げられる。

 

そこに待っているのは、
退屈な日常を送っている
町のおばちゃん達^_^;

そして、夏木マリ演じる、
貫禄の母、まさ子だ!

もう、貫禄有り過ぎですよ~

 

そして、
パンチパーマのおばちゃん達
出戻りのなおこに、

「最後にやったのいつ?」
「ちんこ出前しちゃり~」って

強烈~~~、ヽ`(~д~*)、ヽ`

 

パーマネント野ばらは、
そんな女達が集まる

浜辺の町のちょっと錆びれた
美容院なのである。

 

まさ子のお父さんは、
尾崎竜童演じるカズオ!

カズオは、家を出て行ったきり
帰ってこない。

なおこ(菅野美穂)は、

高校教師をしているカシマ(江口洋介)に
恋をしている。

 

そんなある日、

魚市場に子供を連れていくと、
なおこの目の前に現れたのは、
幼なじみのみっちゃん(小池栄子)だ!

 

両手に大きな魚をぶら下げて、
イワシの入った鍋を抱え

ヒョウ柄風のパンツ、ピンクのTシャツ
ロン毛茶髪で、登場するが、

これがなかなかイカしている。
そして、一気に泣き崩れる…。

 

旦那が浮気して
家を出て行ったそうだ^_^;

例の如くパーマネント野ばらで
愚痴をこぼし、泣き始める。

この小池栄子の演技が
絶妙で抜群に良い

 

旦那と話しを付けてくると言って
店を出て行った、みっちゃんだが、
やがて、血まみれになってまた戻ってくる

旦那の浮気相手を、
車でひこうとしたのだが、
誤まって旦那をひいてしまう事に…_(*_ _)ノ彡

 

この辺りのシーンといい、
その後の展開といい、とても面白い

小池栄子さんのファンは、
絶対に観て欲しいな~と思った。

 

そしてまたある日、
なおこ(菅野美穂)の幼なじみ
ともちゃん(池脇千鶴)が現れる

このともちゃん、
実は、男運が悪くて、何度も男に騙されて
いるのだが、やっとの思いで

良い男に巡りあったと思ったら
またもハズレという展開だ!

 

かと思えば、
常連のパンチパーマのおばちゃんが
恋をする事に、しかし…。

この恋の展開も、みものですよ^_^;

 

そう、このパーマネント野ばらは、
いろんなパターンの恋愛が
描かれているのである。

やがて、
なおこ(菅野美穂)と、カシマ(江口洋介)が、
二人で温泉に出かける事になるのだが、
思わぬ展開になっていく…。

 

全体的な感想は、

いくつになっても、恋とセックスを
忘れない元気な姿と、

女性のパワー、女性の持つ生命力を
とても感じさせてくれる作品で、

 

恋の楽しみ、切なさ、儚さ、
母親と子どもの絆と共に、

パーマネント野ばらに集まる人達の
温かさ、温もりみたいなモノを
感じとる事ができました。

こういう場所があるというのも
良いですね^^

 

それから、
小池栄子さんが特に光っていましたね~♪

菅野美穂さんの笑顔は
いつも満点です^^

 

パーマネント野ばらのロケ地は、
高知県宿毛市というところです。

自然豊かなところで、
やっぱり景色が良いですね♪

個人的には、
静岡県の下田港に似ているな~と
思いました。

この高地で撮影した理由は、
原作者の西原理恵子さんの出身地だから
だそうですよ^^

 

 

 

 

菅野美穂 映画 大失恋。 映画情報

 

映画「大失恋。」は、

日本のコラムニスト清水ちなみさんの
小説を原作にした映画です。

 

1995年に公開された映画ですが、
ある遊園地を舞台に

8つの失恋に関する物語が
同時進行するという

ちょっと、変わったストーリーのようです^_^;

 

その為、一本の映画に、
菅野美穂さん、京野ことみさん、鈴木京香さん
瀬戸朝香さん、水野美紀さん、山口智子さん

加藤雅也さん、河相我聞さん、武田真治さん、
辰巳琢郎さん、舘ひろしさん、西島英俊さん
等々、

その豪華キャストには
驚かされてしまいます。

 

原作者の清水ちなみさんは、
1987年から、週刊文春のコラムに、

「おじさん」の生態を暴いた
「おじさん改造講座」を連載

10年も超える長期連載をし、
その後、映画化、ドラマ化が
されているようです。

 

おじさんの生態を暴くなんて
怖いですね~

止めてくれーという声が
聴こえてきそうです…^_^;

 

そして、女の一生シリーズ
「大失恋。」「大結婚。」「大離婚。」
「大出産。」「大育児」「大独身」

等を自身が結成したOL委員会の
アンケートを基に出版されています。

「大失恋。」は、
そのうちの一つなんですね~
なんか、全部「大」が付いていますが…。

 

監督を務めたのは、大森一樹監督です。

大森一樹監督は、日本を代表する
映画監督であり、
医師免許を持つ珍しい監督でもある。

それもそのはず、
父親は、放射線科医で
神鋼病院副院長を務めていたそうだ。

 

1986年「恋する女たち」
1996年「わが心の銀河鉄道~宮沢賢治物語」

で、2度の日本アカデミー賞
優秀監督賞に輝いている監督です。

 

最近の映画作品には、

「世界のどこにでもある、場所」や
「津軽百年食堂」等を発表されています。

「津軽百年食堂」の主演は
人気お笑いコンビの
「オリエンタルラジオ」さんというから

この映画も見逃せませんね~^^

 

映画「大失恋。」のキャストは
上記の他に、

村上里佳子さん、宝生舞さん、
清水圭さん、松岡俊介さん等が
出演されていて

ある意味お宝映画かも知れませんね^^

 

主題歌は、
access「COSMIC RUNAWAY」「TEAR’S LIBERATION」

 

 

 

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