落下する夕方 映画 江國香織 あらすじ ネタバレ 感想
映画「落下する夕方」
正直な感想は、良く分からない^_^;
と言うのが第一印象でしょうか?
ごめんなさいm(_ _)m
ただ言えるのは、
現実を受け入れられない女性が
時間を掛けて、
ゆっくりと、ゆっくりと
現実を受け入れて
前に進んでいく姿が、
綺麗に、
そして温かく描かれている様に
感じました。
白黒をハッキリつける人には
イラッとする映画かも知れません^_^;
ただ、そうでない人にとっては、
共感できるところも
あるのではないでしょうか…。
坪田リカ(原田知世)は、薮内健吾(渡部篤郎)と
4年間も一緒に暮らしていたのだが、
ある日、突然別れを告げられる。
なんでも、一目惚れをした女性が
出来たようだ。
そして、薮内健吾はマンションを
出て行く事になるのだが、
坪田リカは、健吾の事が諦めきれないでいる。
しばらくして、
二人は再開をし、健吾の新しい
アパートの部屋に行くのだが
そこには、健吾が一目惚れをしてしまった
女性、根津華子(菅野美穂)がいた…。
坪田リカは、健吾が出て行っても
マンションを出ていったら
健吾と別れた事になるからと言い、
マンションに留まっているが家賃が払えない。
そこで、アルバイト先を探すのだが、
上手くいかず、友人に相談していたところ、
突然、根津華子(菅野美穂)がやってきた。
なんと、根津華子(菅野美穂)が
一緒に住むというのだ!
面白いですね~^^
家賃も食費も半分っこという事なので、
好都合とういえば、好都合なのですが、
普通ならあり得ませんね…^_^;
そして、
ここから奇妙な生活が始まるのですが、
ホントに奇妙です。
後で、坪田リカ(原田知世)と、
根津華子(菅野美穂)が
二人揃って手を振りながら
健吾を見送るシーンなんてのも
出てきますからね…(@_@;)
でも、何度も繰り返して観てみると
そこには、男と女の微妙な心の揺れ具合が
繊細に描かれている事に気が付きます。
そして、まさかの展開が…。
映像的には、
美しいシーンが結構あります。
終わりの方では、菅野美穂さんが、
夕日を浴びて、浜辺ではしゃぐシーンがあり
感動的です。
天真爛漫にはしゃぎまわるその姿が
何とも言えず、温かいモノを感じますね。
紅葉の道を二人で歩くシーンも
とっても綺麗ですよ^^
この映画で、
原田知世さんと、菅野美穂さんは、
高崎映画祭・最優秀主演女優賞を受賞している
というだけの事はあり、
とても素晴らしい演技をしています。
特に、菅野美穂さんの演技は抜群ですね!
やっぱり菅野美穂さんは凄いです。