愛をください ドラマ 第2話 感想 ネタバレ 菅野美穂
ドラマ「愛をください」第2話
「白鳥になりたいペンギン」の感想です。
ネタバレを含みますので、ご注意願います。
いや~~、切ないです><
とうとう、菅野美穂さん演じる
遠野李里香が、また別の男
陣内孝則さん演じる
葛井昴と、関係を持ってしまいました(_ _。)
そう、この葛井昴とは
遠野李里香がイジメを受けている
園児のお母さんの旦那様なんです…。
やっぱり人の幸福が、
この世に生まれてきた事への恨みが、
彼女をそうさせてしまうのでしょうか?
巨大なビルを仰ぎ見るその瞳が、
きゃしゃな体の遠野李里香の
心の叫びを切に語りかけていました。
いつもの様に、ガード下で
遠野李里香が、愛をくださいを歌っていると、
あの伊藤英明さん演じる月蜜中也が、
邪魔をするのですが
このシーンは面白かった^^
月蜜中也が一緒に歌おうと
必死になって口説いたり
なにかと、つきまとうのですが、
こてんぱに断られてしまう様は
滑稽です^_^;
しかし、菅野美穂さんも若いですが、
伊藤英明さんも若くて新鮮ですね~♪
遠く離れる文通相手の長沢基次郎から
いつもの様に手紙が届くのですが、
その内容はあくまでも、
遠野李里香の心情を察するもので、
なんの手助けとなる言葉はありません。
そんな時、
幼いころ社会への復讐を誓った
児童養護施設で育った幼なじみが
公園で園児を遊ばせている時に、
バイクで突っ込んでくるのです。
「忘れるな!」
「社会を許すな!」
公園中にこの言葉が響き渡るのです。
「社会への復讐?」
なんか、凄い事になっていますが、
遠野李里香の幼い頃って
どんだけ~~~(ノ゚ο゚)ノ
ってな感じです。
この事が、
後に幼稚園で問題になるのですが、
この時一緒にいた
原沙知絵さん演じる進藤先生が、
密告するなんて思いもよりませんでした。
新道先生だけは、
遠野李里香の味方だと思っていたのですが、
まさか裏切るなんて…。
残念です。
もっとも、
園児にはとても人気があって
園児のお父さんにモテている遠野李里香に
嫉妬しているのは分かっていましたが、
表向きは、仲良く装っていて
裏でコッソリというのは好きではありません。
実社会でも、こういう事ってありますよね。
とても辛いです。
なんか、胸が痛いというか
ムカつくというか、その分
原沙知絵さんの演技が上手いのかも知れません。
上手いといえば、
遠野李里香をイジメている猪原倫子役の
深浦加奈子さん
48歳という若さで
お亡くなりになってしまいましたが、
あの演技は
さすが名脇役と評されただけの事があり
貫禄さえも感じてしまいます。
そして、園長役を演じている
石井苗子さんが、素敵なんですよね~^^
何とも言えない
お色気みたいなモノを持ちながら、
凛とした芯のある演技をする女優さんです。
それもそのはず、
趣味は、料理、ピアノ、剣道三段
特技は、同時通訳、華道なんだとか…^_^;
凄いですよね♪
この石井苗子さん演じる園長が、
一応、遠野李里香には優しいところが
唯一の救いなのですが…。
「復讐心こそ、一番みにくい心だよ」
と、文通相手の長沢基次郎に論じらた
遠野李里香
でもまた、陣内孝則さん演じる
葛井昴のところへ行き、
人の幸福を吸い取ろうとするかのように
愛を求めるのです。
その帰り道、
肩を落とし路上を歩く遠野李里香
やがてその悲しみは深い涙となり
路地裏で泣き伏せてしまいます。
金網から涙して天を見上げる遠野李里香
そのバックには、
基次郎の愛の言葉が流れ
観ている私も
切なさが込み上げてまいりました。
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