太宰治物語 菅野美穂 | 菅野美穂 ファンブログ F-M.K

ドラマ 太宰治物語 菅野美穂 ドラマ情報

 

ドラマ「太宰治物語」は、
2005年10月10日にTBS系列で放送された
豊川悦司さん主演のテレビドラマです。

「太宰治」と言えば、天才作家であり、
「走れメロス」「斜陽」「人間失格」
等の小説で有名ですよね。

私も小学校の頃には、
この辺の小説を手にした記憶があります。

 

とは、言うものの

手にしただけで、活字がどうも苦手だった私は、
始めの2.3ページを読んでノックダウンした
記憶がございます^_^;

こんな事ではいけませんよね~
もっとも走れメロスだけは
読破しましたが…(笑)

 

でも、こういった有名な作品は
あなたもご存じだと思いますが、

じゃ~、
「太宰治」ってどんな人なの?
と聞かれると、

直ぐに答えられる人は
少ないのではないでしょうか?

私も、そのうちの一人です。

 

で、いろいろと調べてみると
天才作家と呼ばれている太宰治さんは、
特別な賞は獲得していないのです。

1935年に「逆行」が、
第1回芥川賞候補になりましたが、
落選しています。

もっともこの頃は、
芥川賞が出来たばかりの時ですから、
受賞歴など、ないのかも知れませんが…。

 

一方、太宰治さんは
4回もの自殺未遂をした事でも有名で、
2回目の自殺未遂では、

東京帝国大学在学中に知り合った
カフェの女給で人妻である田部シメ子さんと
入水自殺を図っていますが、

シメ子さんだけが死亡してしまい、
自殺幇助の容疑で取り調べを受ける等の
事件になっています。

 

しかし、4回もの自殺未遂って

「どういう事?」(◎-◎;)!!

思わず目が点になってしまいます。

 

そんな不安定な時期を脱したのは、
1938年に、「ジョン萬次郎漂流記」で、
第6回 直木賞を受賞した

井伏鱒二(いぶせ ますじ)さんとの
出会いでしょうか?

 

1937年に、内縁の妻、小山初代さんと
自殺未遂し離別したのち、

翌年の1938年に、
井伏鱒二さんの招きで、
山梨県御坂峠にある天下茶屋を訪れ3か月逗留し、

そして、
甲府市出身の石原美知子さんと
井伏鱒二さんの仲人で結婚されています。

 

この辺りから、代表作である

「富嶽百景」「走れメロス」「津軽」
「お伽草紙」「斜陽」「人間失格」

等を書きあげ、

長編小説「斜陽」が評判を呼び、
流行作家となったようです。

 

なんか凄い人生ですね~♪

そして、改めて
人との出会いがとても大切だな~と
感じています。

 

このドラマ「太宰治物語」では、
そんな1938年以降の太宰治さんの物語りを
描いています。

そして、
井伏鱒二さんの仲人で結婚した
石原美知子さんの役を
寺島しのぶさんが演じ、

太宰治さんの愛人、
太田静子を菅野美穂さんが演じています。

 

この菅野美穂さんが演じる愛人
太田静子さんは、

長編小説「斜陽」を書くときに
付き合っていた愛人のようで、

「斜陽」の主人公
「かず子」のモデルなのです。

 

そして、「斜陽」を書きあげた、
5ヶ月後に女の子を出産しています。
なんか、複雑ですね^_^;

ちなみに、この女の子は、
現、小説家の太田治子さんになります。

 

そして、その翌年には、
「人間失格」を執筆しますが、

別の愛人、山崎富栄さんと
玉川上水にて入水心中し、
今度は本当に亡くなってしまうのです。

 

五度目の正直とでも言うのでしょうか?

何がそこまで、彼を追い詰めていったのかは
分かりませんが、
とても、残念な事ですね…。

 

それにしても、太宰治さんって
いろんな女性と付き合っていて
相当モテたのでしょうか?

その辺のところが、ちょっと気になる私です^_^;

脚本は、田中晶子さんです。

 

 

 

 

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