ドラマ 蜜の味 最終回 ネタバレ 感想 菅野美穂
ドラマ「蜜の味」第11話 最終回の感想です。
ネタバレを含みますので、ご注意願います。
「あなたたちは身内を捨てたんでしょ!」
「それで手に入れた勝利なんだから」
「それ以上の事は求めないで」
く~~、キツイ言葉ですね~><
これ、直子のお母さんが倒れて、
彩に病状を聞き、摘出手術が可能なのかと
直子が尋ねるシーンなんですが、
この言葉で、
雅人と直子は黙り込んでしまいました。
「身内を捨てた人が」
「何をいまさら泣きわめいているんだ!」
という彩のカウンターパンチさく裂
といったところでしょうね
彩にしてみれば
気分爽快!といったところでしょうが、
雅人が、よろしくお願いします。
と、深く頭を下げた時、
「引き受けました。」
「医師として全力を尽くします。」
といった彩の言葉には、
救われた想いです。
彩も成長したんですね^^
ここで、
「招致いたしました!(三田風に…。)」
と、言わなくて良かった!
なんて思ったのは私でけでしょうか^_^;
そんな事ありえませんが…。
結局、直子のお母さんは、
彩の病院で手術をする事になったわけですが、
「目の前にいるのに、会えない」
「目の前にいるのに、声もかける事が出来ない」
「目の前にいるのに、触れる事だって出来ないなんて」
辛いですね~。
病院も、家族も、地位も、名誉も
全てを捨てて一緒になった二人ですが、
長野、群馬、石川と転々としても
行くところ行くところには、
どこまでも週刊誌が付きまとい、
職を追い払われ途方に暮れる雅人
お母さんが病気で倒れたのを知り
実家へ急いで帰ると、
「本当にお母さんが心配なら雅人と別れろ」
「そしたらお母さんと合わせてやる」
と、お父さんに言われても
別れない直子
一途ですよね~♪
こんなに辛い想いをしても
二人は、惹かれあい愛し合っているのですから
その一途さは半端ではありません。
そして、二人っきりなのです。
「でも、二人なら大丈夫!」
「何より大切なあなたがいるから!」
なんですよね^^
ん~~、
これが大石静香さんのいう「蜜の味」
というものなのでしょうか?
彩が言った
「自分の感情を理性でコントロールできる人間だけが、
人生の勝者となるのだと信じてきた私が、
あなたに負けたのは、」
「あなたの一途な強さ
理性を超えた純粋さにかなわなかったからよ」
「大勢の傷ついた心の上に勝者が要るの」
「だから勝者はいつも孤独で当然よ!」
「それくらいの覚悟は持って生きて下さい。」
この言葉がグッと胸に刻まれましたね♪
ここで勝者と敗者という言い方が
適切なのかどうかは分かりませんが、
多くの傷ついた心の上に
二人が成り立っているのは間違いなさそうです。
でも実際こういう人って
いるんだろうな~。
まるで、前世から深く結び付いていて
禁断なんだけど惹かれあう人…。
自分が実際にそんな風になったら
どうするんだろうか…?
ま、それはないか^_^;
しかし、菅野美穂さんの準教授姿は
滑稽ですよね~^^
役柄だという事は分かっているんだけど
なんか、その役にどっぷりつかっていて
とっても近寄りがたい雰囲気、満点です><
離婚届を雅人に渡す時に
救急車から駆け寄る管ちゃんの姿は
とっても可愛いんだけど、
あの長い黒髪で白衣を着た準教授姿は
ちょっと…って感じでした^_^;
近寄りがたいといえば、
モリモリもそうですけどね…。
あと、直子が魚市場で働くあの格好は
似合っていましたね~♪
雅人と一緒に一つの布団で眠るシーンも
素敵でした^^
残念なのは、
最終回は随分とはしょった感があったところ
もっと時間を掛けて
タイトルである「蜜の味」を
表現して欲しかったような気が致しました。
あの1時間では物足りなかったですね^^
以上、ドラマ「蜜の味」第11話 最終回の
感想 ネタバレでした。